基本的な料金設定に関するガイドライン

読了目安:8分

稼働率を最大化し成功を収めるためには、料金を設定したり料金戦略を練る際に様々な要素を考慮する必要があります。本ガイドでは、基本となる料金を設定する方法をはじめ、より多くの予約を獲得するために、ニーズに合った料金設定のプロダクトや先回りのソリューションを利用する方法など、料金設定に関わる基礎的な情報をすべてご紹介します。また、本ページでは、料金設定に関するよくある質問への回答も併せて記載しております。

1.料金

ユーザーのニーズは様々で、特にこのような不確実な状況においてはなおさらです。事前にしっかり計画を立てて早めにお得な料金で予約をする早期予約者もいれば、少し料金が高くてもいいから、旅行の計画が変わった場合にも対応できるプランで予約しようと思う方もいます。また、直前に予約を行い、プランに柔軟性を必要としないユーザーもいます。

料金の強固な基礎を築くことで、様々なユーザーにアピールでき、予約数アップにも繋げられます。

以下では、料金設定の際に重要となるポイントをいくつかご紹介します。

  • 貴施設の客室またはユニットにゲストが1泊するごとにかかるコストを考慮し、そこから希望の料金を決めましょう。
  • 貴施設のエリア内で、需要の増加が予想されるイベント(お祭り、サッカーの試合、コンサート、スポーツトーナメントなど)等が催される場合は、料金の調整を検討しましょう。
  • 平日によりお得な料金を設定することで、通常なら売れ残ってしまう可能性のある客室やユニットの販売促進を狙えます。
  • 貴施設のエリアの繁忙期・閑散期に合わせて料金を調整しましょう。
  • 管理画面の「アナリティクス」タブを利用して、ビジネスレポートやリアルタイムの情報にアクセスしましょう。そうすることで、近隣の類似する宿泊施設の料金を参考にして、予約数を増やす方法を考えることができます。
  • 稼働率が目標よりも低い場合は、貴施設のエリアを訪れる予定のユーザーに貴施設をより効果的にアピールできるように料金の調整を検討しましょう。
  • 定期的に料金を見直し、上手くいっていることや、経時的な稼働率・収益アップのための課題について確認しましょう。
2.料金プラン

Booking.comへの掲載登録後にパートナー施設様が最初に行う事のひとつは料金プランの設定ですが、これには予約の基本的な要素が数多く関わってきます。弊社では3種類の料金プランを設定でき、弊社のデータによると、施設様が3種類すべての料金プランをBooking.com上で提供している場合、平均で予約数が5%アップ、露出度が11%アップ、キャンセル率が9%ダウンすることがわかっています。

さらに、2種類以上の料金プランを設定していると、弊社プラットフォーム上で他のどのビジネスインパクトを実行しても比較的大きな効果が期待できます。

弊社で設定できる料金プランは、完全フレキシブル、返金不可、早期割引の3種類です。料金プラン設定を最適化し、より幅広いユーザー層にアプローチするためには、これらの料金プランを数多く設定されることをお勧めいたします。そうすることで、早い段階でより多くの予約を獲得しやすくなり、キャンセル率の低下も見込め、また直前になって空室を埋めるために急激に料金を下げる必要性を最小限に抑えることができます。

弊社のすべての料金プランに関わる、予約の基本的な要素は以下の通りです。

  • キャンセルポリシー
  • 料金
  • 予約日からチェックイン日までの日数
  • 滞在日数
  • 客室またはユニットのタイプ
  • 食事(提供している場合)

a.完全フレキシブルの料金プラン

完全フレキシブルは、ユーザーの旅行の計画が変わった場合でもより柔軟な対応ができる料金プランです。多くのユーザーはより安心できるなら高めの料金を支払うことも厭わないため、Booking.com上ではこの料金プランの料金は最も高く、また最も多く予約されています。

完全フレキシブルの料金プランの設定方法については、こちらの記事をご覧ください。

b.返金不可の料金プラン

返金不可の料金プランは、より多くの予約と収益の確保に役立ち、もっともお得な料金を検索しているユーザーに訴求できます。これは、通常この料金プランは完全フレキシブルと比べて料金が低いものの、全体の予約数の最大5%アップと、平均9%以上のキャンセル率低下を狙えるためです。

返金不可の料金プランの設定方法については、こちらの記事をご覧ください。

c.早期割引の料金プラン

早期割引は、前もって旅の計画を立てたいユーザーへのアピールに役立つ料金プランです。通常もっとも料金の低い料金プランですが、先々の予約の確保に役立ちます。また、この料金プランを予約するユーザーは滞在する意思が比較的強いため、キャンセル率の低下にもつながる傾向があります。キャンセル条件や返金不可のポリシーと組み合わせて設定することもできます。

早期割引の料金プランの設定方法については、こちらの記事をご覧ください。

本記事で後ほどご紹介するアドバイスでは、さらに幅広いユーザー層へアピールして予約数アップに繋げるための方法をご紹介しています。

d.1週間 / 1ヶ月の連泊プラン

より安定した収益の確保と、業務量の削減を実現する最善策のひとつは、ユーザーに対して貴施設での長期滞在をより魅力的に見せることです7泊以上の滞在に対しては「1週間の連泊プラン」、28泊以上の滞在には「1ヶ月の連泊プラン」を設定して、割引を提供することができます。

1週間 / 1ヶ月の連泊プランは、管理画面の「料金・空室設定」タブの「料金プラン設定」ページから設定できます。「料金・空室設定」タブがない場合は、「カレンダー&料金設定」をクリックしてください。 1週間 / 1ヶ月の連泊プランの詳細については、こちらの記事をご覧ください。

3a.子供料金

子供料金を設定することで、収益アップが期待できる家族連れのマーケットへのアピールに役立ちます。また、弊社では弊社プラットフォーム上での客室およびユニットの設定方法と表示方法を改善し、子供料金も併せて設定することで、より家族連れやグループで旅行するユーザーに訴求しやすくしました。

子供料金は施設単位だけでなく、客室またはユニット別にも設定できるようになり、さらに子供の年齢に基づく設定も可能になりました。これにより、家族連れにより適した内容の情報を表示できるだけでなく、予約時にユーザーに表示される宿泊料金合計に関する情報がより明朗になります。そのため、チェックイン時の予期せぬトラブルの減少や、貴施設の業務効率化にもつながり、結果的にゲストの満足度向上と、ひいては評価の高いクチコミの増加へと繋がります。

子供料金の設定方法の詳細については、こちらの記事をご覧ください。

子供料金を有効にする前に、ポリシー、料金、家族連れ向けの客室またはユニットを設定する必要があります。こちらの設定方法に関する詳細については、こちらの記事をご覧ください。

3b.その他の先回りのソリューション

貴施設のパフォーマンスをさらに改善する方法については、Geniusモバイル端末割引、国・地域別の料金(一部の国でのみ利用可能)、キャンペーンやセールなどの料金設定のプロダクトをご覧ください。

 

4. キャンセルポリシー

さらなる柔軟性の高さに対するニーズは、これまで以上に重要となっています。人々は今後も旅行することを望み、計画し続けたいと思っていますが、予約については変化し続ける状況に十分に対応できる柔軟性があるという安心感を求めています。

弊社の調査によると、旅行者にとって利便性と選択肢の多さは依然として重要である一方で、最終的に今もっとも重要視されているのは料金のお得さと柔軟性であることがわかっています。また、パートナー施設様からは、特にこのような困難な状況下においては、稼働率を上げることが最も必要とされている事のひとつとして挙げられています。

Booking.comで設定した料金プランに適用するキャンセルポリシーは、貴施設が選択することができます。管理画面にログインして、「宿泊施設」タブのポリシーをクリックすると、現在のキャンセルポリシーをご確認いただけます。

完全フレキシブルの料金プランの柔軟性はもっとも高く、予定の変更にも柔軟な対応が可能なら多少料金が高くても構わないというユーザーにアプローチすることができます。返金不可の料金プランの柔軟性はもっとも低いものの、通常は完全フレキシブルと比べて料金が比較的低く設定されているため、お得な料金を探しているユーザーに対する露出度がより高い傾向にあります。早期割引の料金プランについては、多様なキャンセル条件での設定が可能で、また返金不可ポリシーと組み合わせて設定することもできます。

キャンセルポリシーに関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。

キャンセルポリシーを変更する方法については、こちらの記事をご覧ください。

5.支払いポリシー

現金やクレジットカードなど、貴施設で受け付けている支払い方法を事前にユーザーにお伝えすることはより高い満足度に繋がります。貴施設ページ上に表示される支払いポリシーを更新するには、管理画面にログインし、「宿泊施設」タブの「ポリシー」をクリックしてください。

支払い方法の設定方法に関する詳細は、こちらの記事をご覧ください。

a.オンライン決済サービス

また、貴施設はオンライン決済サービスを利用できる場合もあります。こちらをご利用いただくことで、クレジットカードでの支払いを行えない、または希望していないユーザーからの支払いを簡単に確保することができます。弊社は、ユーザーが利用を希望する支払い方法を使って支払いを回収し、貴施設にバーチャルクレジットカードを使って確実に料金をお支払いします。バーチャルクレジットカードは、通常のクレジットカードと同様に請求処理を行っていただけます。

オンライン決済サービスを利用することで、ユーザーは予約の支払いをより簡単に行えるようになります。また、それだけでなく、Booking.com上でオンライン決済を利用したユーザーのキャンセル率は最大で4分の1低いことが分かっています。事前に決済が済んでいることからユーザーは滞在についてより意欲的なため、ノーショー(無断不泊)の低減にも役立ちます。

一部地域では、オンライン決済サービスはまだご利用いただけません。貴施設が本サービスの対象となる場合、管理画面の「ファイナンス」タブに「オンライン決済サービス」の項目が表示されます。

オンライン決済サービスに関する詳細については、こちらの記事をご覧ください。

b.前払いと損害補償用デポジット

前払いを設定、または前払いの設定を変更したい場合は、こちらの記事をご覧ください。損害補償用デポジットの設定については、こちらの記事をご覧ください。損害補償用デポジットを請求すると、予約数が減少し、キャンセル数が増加する可能性があるのでご注意ください。

新規パートナー施設様の場合、キャンセル料が適用されるノーショー(無断不泊)やキャンセルされた返金不可の予約を除き、ゲストのクレジットカード情報を閲覧できない場合があります。また、前払いポリシーを設定できない場合もあります。この期間中は、チェックイン時にゲストから直接料金を回収する必要があります。

これらの制限に関する詳細については、こちらの記事をご覧ください。

6.宿泊人数別の料金設定

宿泊人数別の料金設定をすることで、貴施設の各客室やユニットに宿泊可能な人数をより柔軟に表示することができ、予約数、掲載順位、露出度のアップに繋がる可能性があります。

各客室やユニットの最大収容人数に基づいて1つの料金のみ設定している場合、その客室やユニットに宿泊できたかもしれないより少人数のグループからの予約を取りこぼしているかもしれません。弊社のデータによると、宿泊人数別の料金設定を行うことで、年間で平均30件もの予約数アップが見込めることが分かっています。

宿泊人数別の料金設定は手間がかかる場合もあるため、グループの人数別に弊社が推奨する料金を表示いたします。また、まだ一度も宿泊人数別の料金設定を行ったことがない方でもより簡単に設定できるよう、設定方法を順を追って説明するガイド機能もあります。本機能にアクセスするには、管理画面にログインし、「料金・空室設定」または「カレンダー&料金設定」をクリックしてください。ガイドは自動で開始されます。

宿泊人数別の料金設定に関する詳細については、こちらの記事をご覧ください。

7.料金設定と料金に関するよくある質問

料金を設定する際には、考慮すべきことが数多くあります。以下では、弊社のパートナー施設様より料金設定や料金に関して寄せられたよくある質問をご紹介します。

 

基本となる料金を設定するには、どうすればいいですか?

料金プランを作成したら、料金設定を行いましょう。料金を設定するには、様々な方法があります。料金は、貴施設の各客室またはユニットごとに、最大宿泊人数に基づいて1日当たりの値を入力する必要がありますのでご注意ください。

設定を行うには、管理画面にログインして、「料金・空室設定」タブにある「カレンダー」をクリックしてください。「料金・空室設定」タブがない場合は、「カレンダー&料金設定」をクリックすると月間表示のカレンダーが表示されます。

カレンダー上で特定の日付の料金を登録する場合は、その日付の上にカーソルを合わせて、表示される入力欄をクリックしてください。設定する料金を入力し、Enterキーを押すと料金が保存されます。

 


 

料金の設定を間違えた場合や、誤った料金が表示されている場合は、どうすればいいですか?

保存した料金は、予約を検討しているユーザーにのみ表示されます。料金を保存したら、すべて正確に反映されているか確認するためにBooking.com上の貴施設ページをご覧になることをお勧めします。誤りを見つけた場合は、カレンダーに戻り、料金を変更してください。

 


 

ある特定のタイプのユーザーにアピールするための料金を設定するには、どうすればいいですか?

基本となる料金を設定したら、Geniusモバイル端末割引、国・地域別の料金など、特定のタイプのユーザーへの訴求に役立つ料金設定プロダクトをご利用いただけます。

 


 

ゲストが追加された場合の料金を設定するには、どうすればいいですか?

エキストラベッドを1台以上設置できる客室またはユニットがある場合は、エキストラベッドの利用にかかる料金を設定できます。こちらを設定するには、管理画面にログインし、「宿泊施設」タブの「ポリシー」をクリックしてください。「子供・エキストラベッド」の項目で、「エキストラベッド/ベビーベッドの設定」の「編集」をクリックすると設定できます。


 

モバイル端末割引を設定するには、どうすればいいですか?

モバイル端末割引を設定するには、管理画面にログインし、「料金・空室設定」タブまたは「プロモーション」タブをクリックしてください。「料金・空室設定」タブがない場合は、「カレンダー&料金設定」をクリックしてください。  


 

料金を変更するには、どうすればいいですか?

カレンダーに登録済みの料金を変更する場合は、当該の料金の上にカーソルを合わせて、表示される入力欄をクリックしてください。新しい料金を入力し、Enterキーを押すと変更が保存されます。

また、連続する日程の料金を素早く更新することもできます。変更したい日程に合わせてカーソルをクリック&ドラッグして、表示される入力欄をクリックしてください。新しい料金を入力し、Enterキーを押すと変更が保存されます。

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