ゲストによる物的損害が発生した場合、どうすればいいですか?

宿泊施設を貸し出す際、お部屋や所有物がゲストによって破損されてしまったらどうしよう、と心配するのは当然のことです。

実際のところは、ほとんどのゲストがお部屋やその他の所有物を慎重に取り扱うことが分かっており、損害が発生してしまう確率は5,000件に1件となっています。また、その大半が故意ではなく誤りによる損害であることも分かっています。

以下では、宿泊施設への損害を防ぐ方法と、万が一損害が発生してしまった場合の対処方法についてご案内します。

宿泊施設への損害を防ぐには

ゲストに親近感を持ってもらう

到着日にゲストを直接お出迎えする場合は、お部屋の中を案内したり、お部屋への思い入れなどを少しお話しましょう。ホテルではなく個人の自宅であることがしっかりと伝わると、ホテルに泊まる場合よりもお部屋を大切に扱ってくれます。 到着時に立ち会えない場合でも、Booking.com上の貴施設ページにオーナーのプロフィールを掲載したり、ウェルカムパッケージを置いておくことで、ゲストに親近感を持ってもらうことができます。

ハウスルールをしっかりと伝える

ゲストにハウスルールを事前にしっかりと伝えることによって、問題が起こる可能性を軽減することができます。管理画面では、ペットや喫煙、パーティー、騒音など、よくある問題についてハウスルールを設定することができます。

管理画面から設定できないハウスルールを設定したい場合は、ゲストが目を通せるよう、紙に印刷してお部屋に置いておきましょう。

保険内容をを確認する

損害が発生する可能性は極めて低いものの、万が一に備えて保険に加入しておくのが賢明です。通常の住宅所有者保険では短期貸し出しは対象外となる場合があるため、保険会社にお問い合わせの上、追加の保険への加入が必要かどうかをご確認ください。

短期貸し出しが補償対象である場合でも、損害については「免責額」が別途設定されている場合があります。免責額とは被保険者が自己負担する金額となり、保険会社が支払うのはこの免責額をを超えた損害額となります。

こうしたリスクに備えて、損害補償用デポジットを設定することも可能です。ただし、損害補償用デポジットを設定すると、予約数が減り、キャンセルが増える傾向にありますのでご了承ください。

万が一損害が発生した場合の対処方法

ゲストの大半が宿泊先のお部屋や物を大切に扱いますが、ときには誤りによって損害が発生してしまう場合があります。万が一このような事態が発生した場合には、以下の対象方法が考えられます。

損害補償用デポジットを返金せず、そのままもらう

損害補償用デポジットを受け取り済みの場合、損害がゲストによって発生したものであることが証明できることを条件として、損害補償用デポジットをそのままもらう権利があります。損害補償用デポジットの設定方法については、こちらの記事をご覧ください。

保険金を請求する

短期貸し出しが補償範囲内に含まれている保険に加入している場合は、保険金を請求できる可能性があります。詳しくは、ご利用の保険会社にお問い合わせください。

【注意】 保険金を請求した場合、リスク区分などが見直され、保険料に悪影響を及ぼす可能性がありますのでご注意ください。 多くの保険会社は保険金の請求を審査するにあたり、損害を裏付けるものの提出を求めます。これに備え、損害部分の写真を撮ったり、その他の証拠を保管しておくことをお勧めします。

なお、管理画面の「予約」タブからゲストによる不正・違法行為を報告することも可能です。

【重要】 本記事は情報提供のみを目的としたもので、一切の(法的な)アドバイスまたは保証を行うものではなく、本記事に含まれた内容をもとに何かしらの権利を主張することはできません。資産の保護や損害、損失、費用の軽減に関するアドバイスについては、ご利用の保険代理業者や保険会社、法務アドバイザーにご相談いただくことをお勧めします。