返金不可の予約の日程変更について

更新: 1 年 前 | 読了目安:5分
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旅行者は、刻一刻と変わる状況に合わせて自身の予約を柔軟に変更できるという安心感を望んでいます。返金不可の予約の日程変更を許可すれば、柔軟性に対するこの需要を活かしつつ、収益や業務量をコントロールしながら、より良いキャッシュフローを実現することにもつながります。


本記事の内容


返金不可の予約を対象とした日程変更の仕組み

弊社プラットフォームを利用するゲストのほとんどは、直前に計画を変更する必要がある場合に備えて、フレキシブルな料金プランを予約します。予約の変更を希望するゲストによるキャンセルの半数以上は、日程変更を行う必要性があることが原因となっています。それと同時に、施設様にとって収益の確実性が重要であることも理解しております。

そこで、弊社は返金不可の予約を対象とした日付変更のオプションを提供しています。これにより、ゲストは1回のみ滞在日程の変更を行えるようになる一方、予約には日程以外の変更は一切生じません。本機能を通じてゲストへの安心感が強化されることで、キャンセルのリスクは軽減されます。

返金不可の料金プランに一定の柔軟性を加えることで、収益を確保できるだけでなく、自身のニーズに対応してもらえるという安心感をゲストに与えることが可能となります。 


ゲストが返金不可の予約の日程を変更できる条件

収益を確保するもっとも簡単な方法は、返金不可の予約の日程変更にまつわる処理を自動化することです。自動化の設定が完了すると、ゲストは特定の条件のもとでのみ日程を変更することができるようになります。また、貴施設の宿泊施設ページ上にもこのオプションが表示されるようになります。

日程変更の条件は以下のとおりです。

  • ゲストは元の予約と同額、またはそれ以上の料金でしか日程を変更できません
  • 予約条件は変更されません
  • ゲストは1回しか予約の日程を変更できません
  • ゲストの日程変更は、貴施設のその時の空室状況、料金、制限に基づいて行われます

また本機能は、日程変更の期限(チェックインの3、5、7日前まで)や日程変更できない日付の設定など、制限を追加して自由にカスタマイズすることも可能です。  


返金不可の予約の日程変更に関する設定

返金不可の予約の日程変更は、以下の手順に沿って自動化できます。

  1. 管理画面にログインします
  2. 宿泊施設」をクリックし、「ポリシー」を選択します。
  3. 返金不可の予約の日程変更に関する設定」の箇所の「編集」をクリックします。
  4. 「ゲスト自身による日程変更を許可する」のチェックボックスにチェックを入れ、変更期限を選択します。
  5. 必要に応じて、日程変更できない日付を追加してください。
  6. 設定を更新」をクリックし、変更内容を保存してください。 

よくある質問

  • いいえ、変更の料金は元の料金と同額、またはそれ以上である必要があります。

  • 予約ごとに1回のみ変更可能です。

  • はい。ただし、変更後の料金が元の予約と同額、またはそれ以上になる場合に限られます。

  • いいえ。同じ返金不可ポリシーの日程への変更のみ許可されます。

  • Booking.comペイメントをご利用の場合、差額は既存のバーチャルクレジットカードに追加されます。 

    別の決済方法をご利用の場合、当該の決済方法でゲストに差額を請求することが可能です。ゲストは、24時間以内に請求を受けることとなるか、または予約のキャンセルを防ぐために新しいクレジットカード情報を提供するよう求められます。

  • はい。バーチャルクレジットカードの各種日付は、新しいチェックイン日に沿って変更されます。

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