客室の鍵へのアクセスに関するガイドライン
弊社ではセキュリティ対策に真摯に取り組んでおります。貴施設にリスクを最小限に抑え、ゲストや施設の安全性を確保していただけるよう、客室の鍵へのアクセス手順を確立・実践するためのガイドラインをまとめました。
本記事の内容
客室の鍵へのアクセスに関する基本的なガイドライン
宿泊施設の管理者、所有者、およびスタッフの皆様には、宿泊施設で滞在する人や働く人一人ひとりの安全を確保する責任があります。その一環として、安全上のリスクを最小限に抑えられるよう以下のガイドラインをご利用ください。
- 客室またはユニットには、許可された従業員および登録済みのゲストのみアクセスできるようにしてください
- ゲストのチェックインを受け付ける際は、必ず名字と客室番号を登録してください
- 誰かに客室の鍵を渡したり客室番号を伝える前に、必ず正式な身分証明書の提示を要求し、予約の確認を行ってください
- 誰かに新しい / 追加の鍵を渡す前に、必ず正式な身分証明書の提示を要求し、当人が客室にアクセスすることを既存のゲストと確認してください
- ゲストがチェックインの際に提示する情報を、予約に使用された情報と照合してください
- 提供された情報に相違がある場合は、パスポートや運転免許証など、有効な写真付き身分証明書の提示を要求してください
- 写真付き身分証明書の提示が可能でない場合、または現地の法律により提示が義務付けられていない場合や提示を求めることができない場合、客室に既にチェックインしているゲストにロビーで新しいゲスト / 訪問した人を出迎えてもらい、本人確認を行ってもらうようにしてください
- 訪問した人が客室に入る許可をゲストから受けていると主張している場合でも、ゲストによる口頭または書面による同意を本人から受けていない限り、客室の鍵を渡さないでください
上記の最低限のガイドラインを守っていただけない場合、貴施設アカウントは弊社プラットフォームで一時停止、または削除される可能性があります。
リスクを最小限に抑えるための追加手順
上記の基本的なガイドラインに加え、以下のように、客室の鍵へのアクセスに関してスタッフの方が従うべき手順を確立することもお勧めします。
- 特定のスタッフの方にセキュリティに関する責任者の役割を振り、上記のガイドラインを実施するための指導を受けてもらうようにしましょう
- 次に滞在するゲストに客室 / ユニットへの入室用コードまたは鍵を提供する際、個別のコードキーを備えたデジタルキーボックスを用意するか、受付でコンシェルジュが安全に提供するようにしましょう
- キーボックスと入室用コードは、チェックアウトのたびに変更するようにしましょう
- 公共エリアで鍵を放置しないよう、ゲストに呼びかけましょう
- 鍵を誰に渡したか管理し、鍵を紛失したり客室に入れなくなってしまったゲストをサポートできるよう、可能であればスマートロックに投資しましょう
- アプリ付属のスマートロックを使用する場合は、チェックアウトのたびに新しいコードを発行するようにしましょう
- スタッフの方が客室の鍵に関する手順を理解し、適切な指導を受けるようにしましょう
弊社の安全に関する基準の詳細は、弊社の理念およびガイドラインでご覧ください。
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