よりシンプルなポリシーで透明性と明瞭さを提供 

更新: 4 ヶ月 前 | 読了目安:6.3分
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皆様と協力して旅行の再興に向けた取り組みを続けるにあたり、弊社では当サイト上で対応しているキャンセルポリシーの数と種類を絞らせていただくことになりましたのでご連絡申し上げます。当サイトで引き続き対応可能となるポリシーは完全フレキシブルから返金不可のものまであり、これらは当サイト上で予約頻度が他と比べて高いことが証明されており、またキャンセルやノーショー(無断不泊)、並びにユーザーからの問い合わせ件数の低減につながることが分かっているポリシーとなります。 

キャンセルポリシーが明確に伝わるようにすることで、支払いについてユーザーが求める透明性を提供できるため、ユーザーは安心して予約することができるようになります。また、その一方で、貴施設はポリシーの柔軟性をご自身でコントロールすることができるようになっています。

2021年の間に以下の変更が行われます。

  • キャンセル料が1泊目の宿泊料金、宿泊料金の50%、宿泊料金の100%のいずれかに設定されている場合、当該のポリシーについては当サイトにて引き続き対応いたします。また、キャンセル無料のポリシーで前払い不要としているものについても引き続き対応いたします。
  • 複数回にわたり料金を請求するキャンセルポリシーについては、当サイトでは対応不可となります。
    • 例:予約時に宿泊料金の50%を請求し、チェックイン日の7日前に残りの50%を請求する場合など。
  • キャンセル料と前払い料金の金額が同額でないポリシーについては対応不可となります。ただし、前払い料金が不要でキャンセル無料のポリシーは例外とします。 

本変更の理由

現在Booking.comで設定可能なポリシーの多くは使用されていないか、使用されている場合でも多くの予約につながっていません。そのためキャンセルポリシーの数と種類を絞らせていただきますが、使用頻度が高く、ユーザーからの予約頻度も高いポリシーについては今後も対応いたします。

また、当サイトで引き続き対応可能となるポリシーは完全フレキシブルから返金不可のものまであります。今後一部のポリシーは当サイトで対応不可となりますが、引き続き幅広いポリシーに対応していくため、フレキシブルなものや返金不可のものを組み合わせることで予約の獲得と収益の確保を両立させることができます。 

弊社のデータによると、今後当サイトで対応不可となるポリシーにおいては、その中で最も柔軟なものであってもユーザーには各種問題があったことが分かっています。今後対応不可となる無料キャンセルポリシーおよび前払いポリシーを予約しているユーザーは、引き続き対応可能な無料キャンセルポリシーおよび前払いポリシーを予約しているユーザーに比べて以下の特徴があります。

  • キャンセル率が最大17%高い 
  • ノーショー率が最大27%高い
  • カスタマーサービスへ問い合わせ率が最大31%高い

推奨されるご対応

設定しているポリシーがユーザーにとって分かりやすくなるよう、今後当サイトにて対応不可となるポリシーを貴施設にて設定されている場合は、貴施設のニーズに最も合うものに変更されることを推奨いたします。それにより、ユーザーが支払いについて求めている透明性を提供できるため、ユーザーは安心して予約することができるようになります。 

本変更の適用日よりも前に、貴施設自身でポリシーを柔軟なものに変更していただく場合は、管理画面の「ポリシー」ページ、宿泊施設管理システムまたは一元管理システムで変更を行ってください。宿泊施設管理システムまたは一元管理システムのみをご利用のパートナー施設様で、ポリシーの変更手続きをどちらから行えば良いかを確認されたい場合は、管理画面の「アカウント」タブをクリックし、「コネクティビティ・プロバイダー」を選択してください。 宿泊施設管理システムまたは一元管理システム上でポリシーの変更手続きを行えるかどうかをそちらからご確認いただけます。

一元管理システムや宿泊施設管理システム経由でのポリシー設定に関する変更点

  • ご利用の一元管理システムまたは宿泊施設管理システム経由で、当サイト対応不可のポリシーを作成または変更することはできなくなります。
    • 対応不可となるポリシーを本変更の適用日前に変更したい場合は、管理画面の「ポリシー」ページからであれば行っていただけます。
  • 今後エラーが起こる可能性を回避するためにも、変更適用日前に貴施設自身で変更を完了していただくことをお勧めします。ご利用の一元管理システムまたは宿泊施設管理システム経由で、当サイトで対応可能なポリシーへの変更を行うことで、エラーを防ぐことができます。 

変更適用日以降の流れ

  • 当サイトにて対応不可となるキャンセルポリシーおよび前払いポリシーが貴施設の設定に残っている場合、内容が最も近く且つより厳しいポリシーへと自動的に変更されます。自動的に変更されたポリシーは、変更適用日以降は当サイトで対応可能な他のポリシーへと現在同様に変更していただけます。
  • ポリシーに設定されているキャンセル料が、1泊目の宿泊料金、宿泊料金の50%、宿泊料金の100%のいずれでもない場合、今後も当サイトで対応可能なポリシーのうち、金額が現行に最も近く、かつ現行よりも高い料金へと変更されます。 
    • 宿泊料金の一定の割合として設定されている料金で対応不可となるものについては、今後も当サイトで対応可能なポリシーのうち、次に高い割合のものへと変更されます。 
      • 例:貴施設のポリシーで設定されている料金が宿泊料金の30%である場合、こちらは50%へと変更されます。 
    • 泊数に基づいて設定されている料金で対応不可となるものについては、宿泊料金の100%へと変更されます。 
      • 例:貴施設のポリシーで設定されている料金が2泊分の宿泊料金である場合、こちらは100%へと変更されます。 
  • 複数回にわたり料金を請求するポリシーの場合、請求回数は1回へと変更されます。
    • 請求のタイミングは、当該ポリシーの請求時期の中から最も早いものが採用されます。 
      • 例:料金の請求を(i)予約時と(ii)チェックイン日の7日前に分けて行うポリシーを設定されている場合、こちらは1回のみ予約時に請求する設定に変更されます。 
    • 複数回にわたり請求するように設定されていた料金は合算され、今後も当サイトで対応可能なポリシーのうち、次に高い割合のものへと変更されます。 
      • 例:予約時に宿泊料金の50%を請求し、チェックイン日の7日前に残りの50%を請求するポリシーを設定されている場合、こちらは予約時に100%を請求する設定に変更されます。 
  • 外部システム上に当サイトで対応不可となるキャンセルポリシーおよび前払いポリシーの設定が残っていて、それらが今後の日程のポリシー設定を上書きする場合、上記の変更内容通り対応可能なポリシーへと自動的に変更されます。
対応不可となるポリシーの種類 対応不可となるポリシーの例 推奨される対応可能なポリシー 変更適用日以降に自動的に設定されるポリシー
キャンセル料

フレキシブル - 14日
宿泊料金の30%

フレキシブル - 14日

宿泊料金の50% 

または 

フレキシブル - 14日

フレキシブル - 14日

宿泊料金の50%

キャンセル料

フレキシブル - 30日

宿泊料金の70%

フレキシブル - 30日

宿泊料金の50%

フレキシブル - 30日

宿泊料金の100%

キャンセル料

フレキシブル - 2日

2泊分の料金

フレキシブル - 2日

1泊分の料金

フレキシブル - 2日

宿泊料金の100%

複数回にわたり請求される料金

一部返金可 - 7日(特別条件) 

予約後に50%、チェックイン日の7日前に残りの50%

フレキシブル - 7日

宿泊料金の50%

または

フレキシブル - 14日

宿泊料金の100%

返金不可

宿泊料金の100%

複数回にわたり請求される料金

一部返金可 - 7日(特別条件) 

予約後に30%、チェックイン日の14日前に40%、チェックイン日の7日前に30%

フレキシブル - 30日

宿泊料金の50%

または

フレキシブル - 30日

宿泊料金の100%

返金不可

宿泊料金の100%

 

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