トレンド&見識

新しい調査で、長期滞在者の予約行動や傾向が明らかに

 | 保存
2,735名の長期滞在者(滞在期間:7日~6ヶ月)を対象にアンケートを行い、長期に渡り滞在する人々の予約行動や要望、考え方などについて紐解きました。

様々なタイプの旅行者の間で長期滞在への需要が増加傾向にあり、ひとつの宿により長い期間留まることを検討する人が増えています。弊社プラットフォームでもこの傾向が見え、2019年の同時期と比較すると、7泊以上の予約がより高い割合を占めています

この需要にパートナー施設の皆様が訴求できるよう、弊社ではこの度日本、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、ロシア、アラブ首長国連邦の長期滞在者(計2,735名)を対象にアンケートを行いました。回答者は旅行に関する決定を行なった主要な人物で、過去6ヶ月以内に滞在期間が7日~6ヶ月間の旅行に出かけています。こうした旅行者にはどんなことが重要なのでしょうか?そして貴施設を弊社プラットフォーム上でアピールするにはどうしたらいいのでしょうか?早速調査結果を確認してみましょう。

仕事、レジャー、それとも?

多くの回答者が、旅行に出かけた主な理由に「レジャー」を挙げています。休暇の長さにかかわらず、旅先でのんびりリラックスすることが主要な目的だったようです。ただし興味深いことに、滞在期間が長くなってくると旅の目的が「仕事」になることが増えてきます。長期滞在の旅行の目的はもちろんその他にもあり、例えば家のリフォームをする間や、特定の治療を受けるための滞在だったりと様々です。また、私的な理由と仕事を組み合わせるケースもよくあります。旅行の理由に「その他」を選んだ回答者の多くは、その詳細な理由にかかわらず、2週間以上旅先に滞在していました。

この回答者群においては、旅行の同伴者に関しては配偶者(子供がいれば子供も)が多く挙げられ、一人旅をした人はわずか1/5でした。

国内か、国外か

昨年は多くの国で国外への移動制限があったため、アンケート回答者の大半が国内に滞在したと答えたのも当然と言えます。ただし関連する質問への回答を見てみると、滞在期間が2週間に満たない旅行は常に国内旅行である場合が多いのに対し、それ以上の期間だと国外への旅行であることが増えてきます。

長期滞在の旅先が国外である傾向の高さを考えても、国・地域別の料金を設定すれば、こうした旅行者に訴求することが可能となるでしょう。

長期滞在者は(最終的に)バケーションレンタルを好む傾向に

滞在期間が長くなると、大規模なホテルに宿泊したいという希望は顕著に少なくなり、最終的には希望がバケーションレンタルの方に移行していきます。例えば、滞在期間が2週間までの回答者の間では、大規模なチェーンホテルを予約したのが1/3だったのに対し、滞在期間が4週間以上の回答者の間ではわずか1/5にとどまりました。

これは、長期滞在にまつわる市場では優位性を持つと考えられている一軒家やバケーションレンタルを貸し出すパートナーの方々にとって朗報と言えるでしょう。 

Image
Hiking

 

自分が望むものを把握している長期滞在のビジネス利用者

今回の調査では、仕事関係で宿泊する旅行者(リモートワーカーを含む)は、自身が望むものに対し強いこだわりがあることが分かりました。例えば、多くの回答者が求めたのは、柔軟なキャンセルポリシーを提供しているだけでなく、滞在を延長できたり、24時間いつでもチェックインできたりする宿泊施設でした。 

これらの要望は、すべて組み合わせると一見多くのものを求めすぎているようにも思えますが、長期滞在のビジネス利用者にとって「柔軟性」がいかに重要であるかを明確にしています。もし、こうしたビジネス利用者が貴施設に利益をもたらす長期滞在をしてくれるのであれば、彼らのニーズに応えるべく、長期滞在向けの料金やポリシーを提供するのは理にかなっていると言えるでしょう。

また、彼らの回答の多くはビジネス旅行者が求める一般的な要望ともマッチしており、良質なWiFi環境、自然光、エアコンをはじめ、清掃や駐車場、朝食などのサービスなどが挙げられました。ビジネス旅行者のこういった特徴は、過去の調査でも同様に見受けられています。

長期滞在者からのユニークなニーズ

滞在が長くなるにつれ、宿泊施設の特定の特徴がより重視されるようになります。例えば、2週間以上滞在する人にとっては、専用のワークスペースや洗濯機がより重宝される傾向があるため、貴施設がこういった施設・設備を提供している場合は管理画面で設定し、貴施設のページに掲載されるようにしておきましょう。

また2週間以上滞在するゲストは宿泊施設をロケーションをもとに選ぶことが多く、反対に短期滞在者と比べると周辺情報やクチコミを気にすることは少ないようです。ゲストに向けて現地の案内をまとめる場合には、公共交通機関のルートや最寄りの郵便局の場所、近くにあるコワーキングスペースの一覧など、長期滞在者にとって有益な情報が含まれるよう考慮しましょう。

長期滞在者は予約のリードタイムが長めの傾向に

アンケート回答者の大半が滞在まで4週間以内のタイミングで宿泊予約を行っているものの、滞在期間が長くなればなるほど、予約日から宿泊日のリードタイムは長くなる傾向にありました。

今回の調査では、多くの旅行者が滞在の1~2週間前までに予約を完了していますが、7~13泊の滞在だと2~7日前の予約、14泊以上の滞在だと2~4週間前の予約であることが多いようです。この結果を見ると、あらゆるタイプのゲストが貴施設を予約できるよう、空室状況を多様化しておくのが重要であることが分かります。 

仕事とレジャー両方のタイプの旅行でこの傾向が見られたものの、唯一例外となったのが一人旅の旅行者です。カップルの旅行者がより事前に予約をする傾向が高いのに比べ、一人旅の旅行者は長期滞在を直前に予約するケースが多く見られました。客室に宿泊人数別の料金を設定しておけば、こういった旅行者にも訴求することができ、間際のタイミングでも客室を長期に渡り埋めるのに役立ちます。

どこで予約を行うのか

アンケート回答者は、長期滞在を予約する際にOTAや宿泊施設への直接予約、料金予約サイトを検討したと述べていましたが、最終的には多くの人が「使い方が簡単だから」という理由でOTAを選んでいます。

昨年1週間 / 1ヶ月の連泊料金が導入されたこともあり、ユーザーは長期滞在を予約するプラットフォームとして弊社サイトを身近に感じていることが今回の調査で明らかになりました。

 

Image
Country home
長期滞在者向け料金

管理画面で「1週間の連泊プラン」や「1ヶ月の連泊プラン」を設定し、増加傾向にある長期滞在への需要に訴求しましょう。

管理画面にアクセス

このページを評価してください

Topics
まとめ
  • 一般的には、滞在期間が長くなるにつれ、旅行の特徴は徐々にレジャーから仕事へ、国内から国外へ、大規模なチェーンホテルからバケーションレンタルへとシフトします。
  • リモートワークを含め、仕事が目的の旅行者の多くには、長期滞在を予約する際に「柔軟性」に対する強い要望があります。
  • アンケート回答者によると、滞在期間が長くなるにつれて予約のリードタイムも長くなりますが、一人旅の旅行者においては例外となりました。間際のタイミングで長期に渡り空室を埋めるには、一人旅の旅行者にアピールするのがお勧めです。
  • 滞在が長くなるにつれ、専用のワークスペースや洗濯機など、宿泊施設の特定の特徴がより重視されるようになります。