トレンド&見識

2021年に女性が旅行に求めるものとは

 | 保存
国際女性デーを記念して、Booking.comは社内のデータをもとに、女性がパンデミック後の旅行に対してどのようなものを求めているのかを探ります

ワクチンの供給が少しずつ進み、各国が出入国制限を緩和し始めているなか、世界中の女性が再び旅行できる日を心待ちにしています。

弊社が世界規模で実施したアンケートの結果によると、女性回答者の半数以上(55%)が移動制限があったことによって、もっと世界を旅してみたいという思いが強くなったと回答しています。また、旅行できることの有難みを今後は忘れないと答えた女性回答者の割合も65%にも上っています。

こうしたデータはパンデミック中に積りに積もった旅行への願望を明らかにしているとともに、2021年には女性が旅行に求めるものが変わってくる可能性を示唆しています。先日の国際女性デーを記念して、弊社はアンケートの結果をもとに、旅行が再開した際にパートナー施設様が女性ゲストを呼び込むためのヒントを探りました。

ビーチを求めて

パンデミック初期、ユーザーによる検索の傾向が都市の目的地からビーチや山など、自然を楽しめる地方にシフトしていることが見受けられました。弊社ではこの傾向を受け、旅行の目的に基づいた検索機能を開発しました。本機能は、例えばユーザーがビーチ休暇に関心があると分かった場合には、周辺ビーチから距離が近い宿泊施設をお勧めするというものです。

ユーザーが大都市以外の場所に所在するパートナー施設様を発見する新しいきっかけとなるほか、ユーザーは具体的な目的地が決まっていなくても検索を行えるというメリットもあります。ビーチの近くに所在するパートナー施設様にとって、利益が見込める機能となります。

傾向を踏まえたマーケティング:今後1年の間にビーチ休暇に出かける予定だと回答した世界中の女性の割合は42%にも上り、これは注力すべきセグメントとなります。国別に見るとビーチ旅行を予約したいと回答した女性が最も多かったのはクロアチア(59%)、ロシア(59%)、ブラジル(54%)、アルゼンチン(52%)という結果になっています。再び安全に旅行できるようになった際に特定の国・地域のユーザーをターゲットしたいとお考えのパートナー施設様はぜひ参考にしてください。

高まる冒険欲

自宅に閉じこもる生活が1年も続いている今、男女ともに多くの人々が旅行に行きたいと考えているのは不思議なことではなく、中には本格的な冒険をしたいと考えている人たちもいるようです。

弊社が実施したアンケートによると、世界中の女性の15%が今年中に冒険的な旅に出かけようと考えていることが分かりました。国別に見るとドイツの女性回答者は69%が冒険的な旅を計画しているなど冒険への意欲が特に強く、続いて多かったのがインド(27%)、コロンビア(26%)、メキシコ(23%)という結果になりました。

傾向を踏まえたマーケティング:貴施設では、ゲストのためにどのような冒険的な体験を手配できますか?現地でアクティビティなどの提供を行っている各種事業者とのパートナーシップをまだ組んでいない場合は、ゲストの冒険欲を満たすためにも、今こそ提携を行う絶好のタイミングかもしれません。 

究極のリラクゼーション

冒険を求める女性がいる一方で、のんびりと過ごしたい女性も多く、女性回答者の半数以上(53%)は次の旅行の目的としてリラクゼーションを挙げています。この傾向は特にアジアの国々で強く、日本(70%)、韓国(67%)、香港(66%)、シンガポール(64%)の多くの女性がリラクゼーションに重点を置いていることが分かっています。

傾向を踏まえたマーケティング:パートナー施設様の中には、周辺エリアで楽しめる人気アクティビティの一覧を印刷して、ゲストの到着時に提供している施設様もいらっしゃいます。ここで少し工夫し、ゲストがとことんリラックスできるためのおすすめ情報をまとめた「究極のリラクゼーション」リストを準備してみても良いでしょう。また、音楽香り色使いなどを通してゲストが心から落ち着ける環境を作り上げましょう。

シンプル・イズ・ベスト

普段から多くの旅行に出かけていた人たちも、しばらくは遠く離れた海外の目的地を自由に訪れることはできておらず、久しぶりの旅にはまずはシンプルなものを選ぶかもしれません。再び安全に旅行ができるようになったらシンプルな体験を楽しみたいと回答した女性の割合は72%にも上り、中でもこのように回答した女性の割合が高かった国はタイ(87%)、コロンビア(84%)、メキシコ(82%)、スペイン(79%)という結果になりました。

傾向を踏まえたマーケティング:この傾向は、リラックスできる体験を求める傾向、そして大都会や人混みから離れたいと考える傾向とも合致しています。現地にお住まいの皆様なら、ここ1年の間、ご自身の気分転換に役立ったと感じる自然のスポットやシンプルなアクティビティで、大変な準備や道具なしでも楽しめるものが思い付くのではないでしょうか?こうしたアイディアをリストにしてゲストに共有すればきっと喜ばれるでしょう。

調査はBooking.comによって、過去12ヶ月の間に出張またはレジャー・観光目的で旅行に出かけ、かつ(移動制限が解除された場合)今後12ヶ月間以内に出かける予定のある成人を対象に行われたもので、28の国・地域の合計2万934人が回答しました。調査は、オンラインアンケートで2020年7月に集計されたものです。

 

このページを評価してください

Topics
まとめ
  • ビーチ休暇を計画している女性の割合が42%にも上ることを踏まえると、弊社が開発した「旅行の目的に基づいた検索機能」が大いに活躍することが予想されます。
  • 8人に1人の女性が次の旅行で冒険を楽しみたいと考えていることから、2021年には現地でアクティビティなどを提供している各種事業者とのパートナーシップを組むと有益となることが見込めます。
  • 半数以上の女性はリラックスすることを目的として掲げているため、現地でとことんリラックスできる場所やアクティビティなどのリストを作っておくと役に立ちそうです。
  • 旅行ができなかった期間を経て、多くの女性がシンプルな体験を求めており、これはアンケートで明らかになった他の結果とも一致しています。