よりサステナブルなホスピタリティへのガイド

Booking.comでは、よりサステナブルな旅行がすべての人にとって身近な選択肢となるよう、日々努力を続けています。この努力はもちろん、パートナー施設の皆様なしに続けることはできません。こちらのサステナビリティガイドは、私たちが旅行業界を共に変えていくための最初の一歩となるものです。 

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よりサステナブルな旅作りを、共に

世界を見る新しい視点や新しい経験を授けてくれたり、まだ知らなかった文化に触れるきっかけになったり…。旅行は私たちに数々の素晴らしいものをもたらしてくれます。また、旧知の人との再会や新しい出会いの橋渡しになったり、私たち自身を見つめ直す機会をくれたりと、旅は思い出を創造するものでもあります。

しかしその一方で、汚染や自然生息地の破壊、人口過密に現地インフラへの負担など、支払わなければいけない代償があるのも事実です。ホスピタリティ業界の従事者や旅行者、旅先に住む現地の人々は皆、この影響を感じ始めています。

Booking.comでは、旅行者がよりサステナブルな旅行のための予約をより簡単に行えるよう、日々努力を続けています。この努力はもちろん、パートナー施設の皆様なしに続けることはできません。 

悪影響の低減に取り組んでいる宿泊施設の需要は年々高まっています。弊社の2023年版サステナブルな旅行に関する調査では次のことがわかっています。

  • 世界の旅行者の76%は、今後12ヶ月においてよりサステナブルな旅行を心がけたいと回答しています
  • 世界の旅行者の65%は、宿泊施設がサステナビリティ関連の認証やラベルを取得しているとわかった場合、その宿泊施設での滞在についてより好ましく感じると回答しています 
  • 世界の旅行者の59%は、次回予約する際にサステナビリティ関連の認証を受けた宿泊施設に選択肢を絞り込みたいと回答しています

しかしながら、よりサステナブルな旅行をさらに身近にするとともに、第三者機関によって認証された宿泊施設を見つけやすくするためには、さらなる努力が必要です。よりサステナブルな旅行を希望しているにもかかわらず、世界の旅行者の44%はよりサステナブルな選択肢をどこで見つければよいかをまだ知らず、51%は利用可能な選択肢が十分ではないと考えています。 

よりサステナブルな方法で行動することとは、旅行者の好みに対応するということだけではありません。本ハンドブックの各セクションでは、その強力なビジネスケースについて説明します。弊社はパートナー施設の皆様が成長し、かつ周辺エリアへの影響がより少ない旅行体験を提供できるよう、共に力を合わせていきたいと考えております。この取り組みを行うことは、皆様の将来的なビジネスを守ることにもつながります。 

本ハンドブックの使用方法

本ハンドブックは、貴施設の周囲の環境や社会への悪影響を低減するのに役立つ、宿泊施設の取り組みを実践するためのガイドのようなものです。これは世界持続可能観光協議会(GSTC)をはじめとするサステナビリティの専門家と協力して作成したものであり、サステナビリティに関する最新のデータと科学的知見に加えて、パートナー施設の皆様がそれぞれの事業や地域環境、そして業界全体によりポジティブな変化をもたらすために実行できる実践的な方策がまとめられています。

本ハンドブックの各セクションは具体的なトピックに焦点を当てており、貴施設の規模や種類、あるいはロケーションを問わず、貴施設で取り入れていただける具体的なアクションをご紹介しています。また、管理画面より、該当する施設・設備等を貴施設のリスティングに登録できるようにいたしました。これにより、貴施設の取り組みを弊社プラットフォーム上でユーザーにアピールすることができます。

さらに、本ハンドブックに記載されている各種アクションは、よりサステナブルな運営に向けた宿泊施設の取り組みを評価するうえで最上級の基準であると考えられる第三者認証を取得するべく、貴施設が取り組む際の指針となります。

管理画面の設定を更新しましょう

弊社プラットフォームを通じて、サステナビリティに関する取り組みを旅行者にアピールすることができます。 取り組みに関する情報を更新し、貴施設で実施している取り組みを公表しましょう。 

取り組みに関する情報を更新

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環境に関する貴施設のパフォーマンスを把握するには

よりサステナブルになるために各種取り組みを行ううえで、貴施設の現状は指標となります。現在の炭素排出量や水の使用量などの数値を計測して初めて、目標やプランを立て始めることが可能になります。

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プラスチックの消費量の削減について

最近は宿の運営においてプラスチック使用量を減らすことが今まで以上に簡単になっており、重要性も高まっています。プラスチックは分解するのに長い年月がかかるうえ、野生動物の害になったり環境破壊にもつながります。こちらのガイドでは、環境保護のためにプラスチックの消費量を減らす方法について確認できます。

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水の消費量の削減について

水資源は、昨今さらに希少になってきています。節水は社会にとって喫緊の課題です。旅行業界においても、ゲストにタオルの再利用を求めること以上の取り組みが必要となります。しかし、環境面と経済面のメリットを考えれば、節水には投資する価値が大いにあります。

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認証の取得

認証を取得することで、サステナビリティへの取り組みを表明することができます。これは貴施設の献身的な姿勢を反映するものであり、優れた取り組みを象徴するラベルとしてゲストも信頼できます。

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Apple farm

食品廃棄物を削減する方法

人間が消費するために生産された食品の約3分の1は失われたり、廃棄されています。食品には多くのコストがかかりうることを考えると、廃棄物の削減はコストの大幅カットをはじめ、貴施設の環境フットプリントの改善にもつながります。

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エネルギー消費量の削減とグリーンエネルギーの使用

地球温暖化の加速とそれによる生態系と経済への影響から、エネルギーの資源と効率性はサステナビリティの最優先課題となっています。しかし、エネルギー消費を削減して再生可能エネルギーに切り替えることには、地球環境の面での利点だけでなく、貴施設のオペレーションコストを下げるというメリットもあります。

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地域コミュニティとのエンゲージメント

事業の社会的・経済的背景は、その成功に大きな影響を与えます。そのため、運営されている宿泊施設タイプを問わず、地域コミュニティのステークホルダー(利害関係者)とのエンゲージメントは、サステナビリティ戦略における重要な要素となります。

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サステナビリティと安全性のバランス

より優れた安全性と衛生対策に関する需要を満たすと同時に、よりサステナブルな運営を行っていくためには、クリエイティブな考え方が必要です。本ガイドで、この2点のバランスを取る方法について確認しましょう。

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動物福祉について

私たちが住み、観光客として訪れる場所はどれも、そこに様々な種が生息しているからこそ成り立っているものです。動物福祉のために協力し合うことは、倫理的な責任だけでなく、私たちが大切にしている環境を長く維持していくことにもつながります。

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宿泊施設の取り組み

弊社はグローバルな非営利組織であるTravalystをはじめとした独立機関と協力し、実行可能で、かつ実行すれば大きいインパクトを見込める取り組みの特定し、その有効性の確認を行いました。これらの取り組みは管理画面でご確認いただけます。

Booking.comは、こうした取り組みについて周知するために世界持続可能観光協議会(GSTC)の基準を採用しています。その基準は、サステナビリティのための効果的な計画、地域社会への社会的利益および経済的利益の最大化、文化遺産の振興、ならびに環境への悪影響の低減という4つの主要テーマを柱として構成されており、とりわけ、あらゆる規模の事業者が悪影響の低減に向けて行動するための基本的なガイドラインとして機能しています。 

弊社では、弊社のサステナビリティへの取り組みの進化とともに、このGSTC基準の使用を継続し、その発展に寄与していく所存です。現在、貴施設がこれらの各基準を満たす必要はありませんが、弊社はすべての宿泊施設がGSTCのホテル業界基準を100%遵守することを推奨・奨励しております。

弊社プラットフォーム上に表示されている53の取り組みすべてを貴施設で既に実施されている場合は、GSTCの業界基準を導入することで、サステナビリティへの道をさらに進めていただけます。

GSTC業界基準をダウンロードする  

さらに多くの教育リソースを見つける

弊社では、本ハンドブックに加え、世界観光機関と提携して開発されたオンラインコースなど、様々な教育用の資料やツールに引き続き投資しています。この一連の無料コースは、ホスピタリティ業界の宿泊施設提供会社にサステナビリティの重要なトピックに関するガイダンスを提供することを目的としています。 

コースに申し込む  

Booking.comが定義するサステナビリティとは

Booking.comでは、「すべての人に、世界をより身近に体験できる自由を」を企業理念に掲げています。その使命には、経験する価値のある世界を構築して維持する責任が伴います。この道のりには長い時間がかかり、各所との協力や協調した努力が必要となります。

弊社は、よりサステナブルな旅行をすべての人にとって身近な選択肢とするべく取り組みを続けています。これは、パートナー施設の皆様や同業他社の方々と共に、環境的および社会的な側面を考慮した幅広い体験を提供することを意味します。私たちが力を合わせていけば、どんな旅行にもサステナブルな一面を持たせることができるはずです。

しかし、弊社自身が取り組んでいないことをパートナー施設様にお願いすることはできません。そこで、弊社においても自社の環境フットプリントに注目してその削減に取り組んでいます。また、業務をより効率的に行うための新しい方法の模索も続けています。

弊社の気候行動計画に定められているとおり、弊社自体もよりサステナブルな運営を行うとともにサステナビリティを重視する文化を構築するため、以下の取り組みに尽力しています。

  • 廃棄物の処理方法の改善:弊社では、世界各地に点在するオフィスでの廃棄物の処理方法を改善すべく努力を続けています。弊社のアムステルダム・キャンパスおよびマンチェスター・キャンパスにおいて、廃棄物処理の流れを確立させました。これらの設備は、毎日それぞれ7,500名および1,400名以上の従業員をサポートしています。
  • 弊社の運営によって生じるカーボンフットプリントを削減するための努力:2022年にBooking.comとBooking Holdingsは、2040年までに炭素排出量ネットゼロを達成するという目標を掲げました。この取り組みは会社の気候行動計画で定められており、各種サービスの調達方法やデータセンターの管理方法など、複数の部門で設定された意欲的な目標が含まれています。このような目標はすべて、会社が2030年末までにスコープ1およびスコープ2の炭素排出量を95%削減するとともに、2030年までにスコープ3の炭素排出量を50%削減し、2040年までに炭素排出量ネットゼロという最終目標を達成するうえで役立ちます。

弊社のサステナビリティに関する取り組みと目標については、弊社の最新のSustainability Reportをご確認ください。

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