「サステナブル・トラベル」ハンドブック

Booking.comでは、サステナブルな旅行がすべての人にとって身近なものとなるよう、日々努力を続けています。この努力はもちろん、パートナー施設の皆様なしに続けることはできません。こちらのサステナビリティガイドは、私たちが旅行業界を共に変えていくための最初の一歩となるものです。 

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更新: 2 週間 前
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サステナブルな旅作りを、共に

世界を見る新しい視点や新しい経験を授けてくれたり、まだ知らなかった文化に触れるきっかけになったり…。旅行は私たちに数々の素晴らしいものをもたらしてくれます。また旧知の人との再会や新しい出会いの橋渡しになったり、私たち自身を見つめ直す機会をくれたりと、旅は思い出を創造するものでもあります。

しかしその一方で、汚染や自然生息地の破壊、人口過密に現地インフラへの負担など、支払わなければいけない代償があるのも事実です。ホスピタリティ業界の従事者や旅行者、旅先に住む現地の人々は皆、サステナブルでない旅行の影響を感じ始めています。

また、旅行者がまさに旅先で楽しみにしているものがこれらの影響を受けるリスクが最も高いことから、特に旅行業界にとってこれは深刻な問題となっています。そのため、サステナビリティは倫理的のみならず、ビジネスの観点から見ても優先すべき事項にとなっています。

Booking.comでは、世界を体験するための手段としての旅行をサステナブルなものとすべく、日々努力を続けています。この努力はもちろん、パートナー施設の皆様なしに続けることはできません。 

サステナブルな宿泊施設に対する需要は年々高まっています。弊社の2022年版サステナブルな旅行に関する調査では次のことが分かっています。

  • 世界の旅行者の71%は、今後12ヶ月においてよりサステナブルな旅行を心がけたいと答えています
  • 世界の旅行者の70%は、サステナブルな宿泊施設を探しているかどうかを問わず、サステナブルな宿があればそちらを選ぶ可能性の方が比較的高いと答えています
  • 世界の旅行者の78%は、今後1年間において1回以上はサステナブルな宿泊施設に滞在したいと答えています

しかしながら、サステナブルな旅行をより身近にするとともに、サステナブルな宿泊施設を見つけやすくするためには、さらなる努力が必要です。実際、過去1年間にサステナブルな宿泊施設に滞在しなかった旅行者のうち、31%はそのような施設の存在を知らなかったと述べており、29%は現在もその見つけ方が分からないと回答しています。

サステナブルな旅行は単に旅行者の好みに対応するだけのものではなく、強力なビジネスケースに裏打ちされています。これらのケースについては、本ハンドブックの各セクションで説明されています。弊社はパートナー施設の皆様がサステナブルな形で成長し、且つ周辺エリアに影響を及ぼさない旅行体験を提供できるよう、共に力を合わせていきたいと思っています。この取り組みを行うことは、皆様の将来的なビジネスを守ることにも繋がります。 

本ハンドブックの使用方法

本ガイドは、サステナブルなおもてなしについてのハンドブックとお考え下さい。これは世界持続可能観光協議会(GSTC)をはじめとするサステナビリティの専門家と協力して作成したものであり、サステナビリティに関する最新のデータと科学的知見に加えて、パートナー施設の皆様がそれぞれの事業や地域環境、そして業界全体にポジティブな変化をもたらすために実行できる実践的な方策がまとめられています。

本ハンドブックの各セクションはサステナビリティに関連する具体的なトピックに焦点を当てており、貴施設の規模や種類、あるいはロケーションを問わず、貴施設で取り入れていただける具体的なアクションをご紹介しています。また、管理画面より、該当する施設・設備等を貴施設のリスティングに登録できるようにいたしました。これにより、貴施設のサステナビリティへの取り組みを弊社プラットフォーム上でユーザーにアピールすることができます。

こちらの施設・設備一覧は随時更新されていきますので、定期的にご確認ください。

管理画面の設定を更新しましょう

弊社の調査によると、ユーザーにとってサステナブルな宿泊施設を見つけることは困難な場合があることが分かっています。サステナビリティへの取り組みをアピールし、見識のあるユーザーの目に止まりやすくするため、施設・設備情報を更新して貴施設で実施している取り組みを公表しましょう。

設備・サービス情報を更新

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サステナビリティに関する基準値の設定

サステナビリティに取り組むうえで、貴施設の現状は指標となります。現在の炭素排出量や水の使用量などの数値を計測して初めて、目標やプランを立て始めることが可能になります。

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プラスチックの消費量の削減について

最近は宿の運営においてプラスチック使用量を減らすことが今まで以上に簡単になっており、重要性も高まっています。プラスチックは分解するのに長い年月がかかるうえ、野生動物の害になったり環境破壊にもつながります。こちらのガイドでは、環境保護のためにプラスチックの消費量を減らす方法について確認できます。

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水の消費量の削減について

水資源は、昨今さらに希少になってきています。節水は社会にとって喫緊の課題です。旅行業界においても、ゲストにタオルの再利用を求めること以上の取り組みが必要となります。しかし、環境面と経済面のメリットを考えれば、節水には投資する価値が大いにあります。

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認証の取得

エコ認定を取得することで、サステナビリティへの取り組みを表明することができます。ラベルの表示によって貴施設の取り組みの信頼性が増し、環境への意識が高いゲストを呼び込むことにつながります。しかし、優先順位を付けてサステナビリティの目標へと近づいていく実際の取り組みの過程には、それ以上の価値があります。

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食品廃棄物を削減する方法

人間が消費するために生産された食品の約3分の1は失われたり、廃棄されています。食品には多くのコストがかかりうることを考えると、廃棄物の削減はコストの大幅カットをはじめ、貴施設の環境フットプリントの改善にもつながります。

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エネルギー消費量の削減とグリーンエネルギーの使用

地球温暖化の加速とそれによる生態系と経済への影響から、エネルギーの資源と効率性はサステイナビリティの最優先課題となっています。しかし、エネルギー消費を削減して再生可能エネルギーに切り替えることには、地球環境の面での利点だけでなく貴施設のオペレーションコストを下げるというメリットもあります。

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動物福祉について

私たちが住み、観光客として訪れる場所はどれも、そこに様々な種が生息しているからこそ成り立っているものです。動物福祉のために協力し合うことは、倫理的な責任だけでなく、私たちが大切にしている環境を長く維持していくことにもつながります。

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サステナビリティと安全性のバランス

旅行の需要は回復しつつあるものの、旅行者が優先するものはこれまでとは異なるでしょう。より優れた安全性と衛生対策に関する要求を満たすと同時に、さらにサステナブルな運営を行っていくためには、クリエイティブな考え方が必要です。本ガイドで、この2点のバランスを取る方法について確認しましょう。

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地域コミュニティとのエンゲージメント

事業の社会的・経済的背景は、その成功に大きな影響を与えます。そのため、運営されている宿泊施設タイプを問わず、地域コミュニティのステークホルダー(利害関係者)とのエンゲージメントは、サステナビリティ戦略における重要な要素となります。

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弊社の「サステナブル・トラベル」プログラムについて

皆様のサステナビリティへの道のりをサポートし、その取り組みを後押しするため、弊社は2021年に「サステナブル・トラベル」プログラムを導入いたしました。「サステナブル・トラベル」は、パートナー施設様が今どの段階にいらっしゃるのかにかかわらず、すべてのパートナー施設様のサステナビリティへの取り組みを評価し、それをサポートするように設計されたインクルーシブな枠組みです。 

弊社はサステナブルな旅行を奨励する非営利のTravalystをはじめとした独立機関と協力し、実行可能で、かつ実行すれば大きいインパクトを見込める取り組みの特定・確認を行いました。こうした取り組みの一覧は、管理画面の「サステナビリティへの取り組み」欄でご確認いただくことが可能です。

「サステナブル・トラベル」プログラムは、世界持続可能観光協議会(GSTC)の業界基準に沿って設計されました。その基準は、サステナビリティのための効果的な計画、地域社会への社会的利益および経済的利益の最大化、文化遺産の振興、ならびに環境への悪影響の低減という4つの主要テーマを柱として構成されており、とりわけ、あらゆる規模の事業者がよりサステナブルな事業者となるための基本的なガイドラインとして機能しています。

GSTCの基準は3~5年ごとに見直しが行われており、弊社では、「サステナブル・トラベル」の進化とともに、このGSTC基準の使用を継続し、プログラムの発展に寄与していく所存です。 

弊社のプログラムの一部として提示している32のサステナビリティへの取り組みすべてを貴施設で既に実施されている場合は、GSTCの業界基準を導入することで、サステナビリティへの道をさらに進めていただけます。

「サステナブル・トラベル」の詳細を見る    GSTC業界基準をダウンロードする

Booking.comが定義するサステナビリティとは

弊社は旅行業界を牽引するリーダーとして、この地球やそこに住む人々、野生生物とその生息地が今も未来も栄えていけるように注力することが、弊社や、ひいては業界全体の責任だと感じています。サステナビリティへの道のりには長い時間がかかり、各所との協力や協調した努力が必要となります。また、その過程で学ぶべきことも大いにあることでしょう。

弊社は、サステナブルな旅行をすべての人にとって身近なものにするべく取り組みを続けています。この取り組みとはつまり、パートナー施設の皆様や同業他社の方々と共に、よりサステナブルな旅行体験を幅広く提供することを意味します。私たちが力を合わせていけば、どんな旅行にもサステナブルな一面を持たせることができるはずです。

しかし、弊社自身が取り組んでいないことをパートナー施設様にお願いすることはできません。そのため、私たちもまた、当社の環境フットプリントに注目してその削減に取り組んでいます。また、業務をより効率的かつサステナブルにするための新しい方法の模索も続けています。

サステナブルな運営を行うため、2020年には以下の取り組みを行いました。 

  • 廃棄物の処理方法の改善:弊社では、世界各地に点在する弊社のオフィスでの廃棄物の処理方法を改善すべく努力を続けています。弊社のアムステルダムの全オフィスにおいて廃棄物処理の流れを確立させました。また、マンチェスターオフィスにおいても、オープン後に同様の措置を導入する予定です。これらの設備は、毎日最大でそれぞれ5,030名および1,301名の従業員をサポートしています。
  • 弊社の運営によって生じるカーボン・フットプリントを削減するための努力:弊社では、カーボン・フットプリントに関する弊社の現状を把握するために大規模な調査を行い、削減に向けた達成目標を掲げています。また同時に、オフィスビルのオーナーや家主とサステナブルな運営方法について共に考えながら、再生可能エネルギーをどの部分で使用できるか模索しています。

弊社のサステナビリティに関する取り組みは、弊社の最新のSustainability Reportをご確認ください。

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